「2005年のヒット商品番付」が発表された。
東前頭一枚目に選ばれたのは、なんとLOHAS。
やはりLOHASは商品だったのか・・・。
つまりこういうことだ・・、どこかへ出かけて(ネット・ショッピングでもいいが)お金を払うと、LOHASを買うことができる。商品とはそういうことだ。そしてLOHASという商品が、今年多くの人々によって「買われた」のだ。
他にもブログ、アキバと、商品そのものではないものも選ばれているが、LOHASはそれらとは違うだろう。
「LOHASとはどんな人」と新聞にあったのでRDに録画しておいた昨夜のNews23を見たら、日本人のおよそ3割がLOHAS層なのだそうだ。また、LOHASを学ぶLOHASアカデミーも人気だという。
あまりの不条理さに、なんだか頭が変になりそうだ。LOHASという言葉を広める意味では成功しているのだろうが、やはりおかしい。それとも、そう思うほうがおかしいのだろうか。
昼食に、昨日の仕込んだサバで作ったサバ寿司をおいしくいただいた。
テレビをつけると、相変わらず耐震強度偽装問題のニュースでいっぱいだった。
「住まう」こととは、本質的にどういうことなのか?、今一度しっかり考え直さなくてはならないことを痛感する。
宇野千代先生は「行動することが生きることである」の中にこう記した。
人は、人に似せて、住まうところを作るものです。
「住まい」について考えていたら、最近読んだ「自給自邸」を思い出し、また開いてみた。
かって、自分の家は自分で建てるのが当たり前だった。
棟梁に相談し、大勢の人の手や知恵を借り、自分も家づくりに参加する。
しかし、高度消費社会のただなかにある現代では、住まいは「つくる」ものから「買う」ものへと変化し、ものづくりの醍醐味や工夫する楽しさは、遠いものになってしまった。
「自給自邸」で紹介されている5人5様の「自分で建てた家」はどれも美しいもので、先の宇野先生の言葉にまた唸ってしまう。
「生きる力」とは、きっとこういう力のことを言うのだろう。
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