
「谷岡ヤスジ展 〜ニッポンの〈アサー!〉と丸い地平線〜」が三鷹市美術ギャラリーで開催されている。
「村(ソン)」の風景に憧れるボクとしては、見逃せない展覧会だが・・。会期は10月23日まで、急げ。
谷岡ヤスジ(1942-1999年)は、大阪万博や安保闘争で揺れる1970年『週刊少年マガジン』(講談社)で連載が開始された《ヤスジのメッタメタガキ道講座》で一躍人気マンガ家となります。テンポの速いギャグと過激で誇張された表現で、「アサー」、「鼻血ブーッ」といった流行語を生みだし、瞬く間にブームを巻き起こしました。70年代後半にはそれまでの「都市」を舞台にした作品に対して、郷愁あふれるユートピアとしての「村(ソン)」を創りだし、個性豊かな動物キャラクターが登場するシリーズを多数描きました。投稿者 Mao : September 28, 2005 11:53 AM | トラックバック
谷岡マンガの独創的な言語表現と手書きの文字は、極限にまで単純化された描線とともにグラフィックデザインの見地からも評価を受け、数々の広告に起用されています。
普段は何気なく読み進めてしまうマンガのコマですが、立ち止まって一点の絵画として味わってみてください。大胆な表現や線の勢いなど、あなたのなかでマンガと美術の境界が揺らぐにちがいありません。
本展覧会では原画や関連資料を通じて、谷岡ヤスジの人間像と未だに色褪せない“アヴァンギャルド”な作品の魅力を検証します。