今年もまたBuy Nothing Dayが近づいてきた。
「消費マインドの冷え込み」なんていうニュースの言葉も、物で溢れたこの世界ではかえって虚しく響くだけだ。ボクたちもうはいい加減に、欲望がドライブしていく社会から脱却してもいい頃だろう。この惑星上に横行している圧倒的な不公平は、もうたくさんだ。
今年の正月にボクはDiaryに以下のように書いている。
ボクが子供の頃、正月の東京は本当に静かだった。初詣の人々でで賑わう神社仏閣や、凧揚げや羽根突きで遊ぶ子供たちの歓声のほかは、ひっそりと静まりかえっていた。もちろん、すべての商店はシャッターをおろしていた。正月は一年に一度の「Buy Nothing Day(何も買わない日)」だった、そして同時に「何も売らない日」でもあった。そんなことがまるで嘘だったかのように、30数年の歳月はボクたちのライフスタイルをすっかり変えてしまった。ボクは今でも、正月三が日くらいは何も買わない、そして何も売らない日であったほうがいいと思うのだが・・・。
100年前に戻ろうというのではない。自分がまだ子供だった頃に少しだけ戻ってみよう、そんな簡単な主張だ。しかも「いっぱい」買うというのではなく、「何も買わない」というきわめて自然なアクションだ。多くの人がこの動きに(気持ちだけでも)参加することが、いずれは大きな結果につながっていく、ボクはそう思っている。
投稿者 Mao : October 25, 2003 07:27 PM