「野球」=「長島茂雄」、これはすでに社会の常識といっていいだろう。「野球」とは「長島茂雄」のことであり、「長島茂雄」とは「野球」のことだ。
これと同じようにボクにとっての「落語」は「立川談志」であり、また「立川談志」が「落語」だ。
同時多発テロから2年後の9月11日に、「アメリカ」というCDが発売された。アーティストは「談志2REVOLUTION」、これを談志師匠のRAPと呼ぶのはあまりにも安易なことだし、なによりも勿体ない。ここで炸裂している「怒りとユ−モア」はPUBLIC ENEMY登場時のそれと比肩するものだ。
「アメリカ」の本質は完全にどうしようもなくRAPなのだが、これはそれ以前に落語なのだ。これこそが現代に意味を持つ落語の姿かもしれない。
「アメリカ」 談志2REVOLUTION (ULTRA DISCS UDCL-1919 ) ¥1300
立川談志ホームページ「地球も最後 ナムアミダブツ 」にて購入可